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セリフ和訳の方針メモ書き

2020年12月2日  2020年12月2日

全部のページの前置きに長々と書いておくのもあれなので、ここに書いておこうと思いました。という話。

当サイトにおける、セリフ和訳をする際の方針のメモ書きです。

「ふ~ん…」程度に思ってもらえたら幸い!

目次

  • 1 字幕翻訳のルール
    • 1.1 1秒間に4文字を意識
    • 1.2 分かりやすい言葉を使う
    • 1.3 句読点を使わない
  • 2 ここでは総スルーしてるよという話

字幕翻訳のルール

実は、映像の翻訳をするのってルールがあるのです。
このルールというのはざっくりいうと、「映像と字幕」の両方を視聴者に分かりやすく伝えるために定められているもの。

当サイトではこれを意識していないですよという話。

というのも、翻訳を実際の映像の中に付けているわけではないのでこのルールはあんまり意識する必要もないかなぁという考えのもと。
文章に書き起こしているだけなので!

せっかくなので主な字幕翻訳のルールをざっくりご紹介しておきます。

  • 1秒間に4文字を意識
  • 分かりやすい言葉を使う
  • 句読点を使わない

厳密にはもっとあるのですが、よく言われるのはこのあたり。

もっと詳しく説明すると、こんな感じ。

1秒間に4文字を意識

基本的には、映像翻訳では「話し手が話し始めてから終わるまで」をひとかたまりにして字幕を表示します。
あんまり長いセリフだとそうもいかないのですが、まあそれはそれとして…。

この「話し手が話しを始めてから終わるまで」の秒数を把握します。
目安として最長6秒と言われています。

そしてこの秒数によって、「字幕として表示できる文字数」が決められているのです。
その文字数というのは、1秒につき4文字。

つまり、4秒間のセリフだったら、字幕は16文字内に納めなければいけない!ということなのです。

これは、映像に字幕という文字を添えるという性質上の都合で決められているルールでもあります。

だって、たった4秒間しかコマがないセリフに対して、2行も3行も使ってしまうような文字を画面に表示されても、きっと読めなくてシュン(´・ω・`)ってなります。

さらに、そのセリフが終わったあとでも、さらに別の人のセリフがすかさず入るシーンもたくさんあります。

なので、どうしてもひとつのセリフに長い文章を置けないという状況も存在するのです。

うっかり長い文章になってしまわないためにも、「1秒4文字」というルールというか、目安が定められているわけなのです。

分かりやすい言葉を使う

これも、映像というものに文字を添えるという性質にとっても関係してることのひとつです。

上でも書きましたが、字幕を表示することのできる秒数は限られています。
その限られた秒数の画面の中で、視聴者に分かりやすいように文字を表示しなければいけないのです。

なので、映像翻訳ではできる限り分かりやすい言葉を使います。

例えば、「違わなくない」といった複雑な言い回しは避けて、「正しい」と一言で言い表せる言葉を使うとか。
あとは英語では「大海原」と言っているけど、別に大海原と表現しなくてもストーリー上問題ないと判断されれば「海」という言葉に置き換えるとか。

どうでもいいですけど、ここが「実際に言ってることと字幕に書いてあること全然ちがうじゃん!!」って言われる原因のひとつにもなっているんだと思います。
字幕を付ける上でのルールを知ると、そこらへんの事情もわかってきておもしろいというか、じゃあ仕方ないな…ってなるというか。

「実際のセリフと比べると、字幕の内容は薄っぺらい。ちょっと幼稚な言い方に感じる」と感じるのも、この「分かりやすい表現を使う」っていうルールから来ているはずです。

句読点を使わない

字幕には基本的に句読点は使われません。
句読点っていうのは「、」とか「。」とかいうやつですね。

句読点の代わりに、スペース(空白)を使います。

実は、字幕の文字によって全角スペースと半角スペースの使い分けもあります。
文章と文章を区切るときは全角スペース、ひとつの文章を区切りたいときは半角スぺースを使うのです。

スペースの使われ方の例をあげると、
全角スペースは「わかった もういい」「知らない 君は?」みたいな字幕のとき。
半角スペースは「君だって 言ってただろ」とか「海はどこまでも 青い」といった字幕のときです。

これは、字幕として画面に表示されたときに「パッと見ても見やすい」という目的のもと定められているルールです。
文章自体の読みやすさというよりも、視覚的に文字を認識しやすくしよう!っていう目的です。

ここでは総スルーしてるよという話

上でもちょろっと書きましたが、当サイトではこの字幕翻訳をする上でのルールは意識していません。

まあ、そもそもが映像に文字をつけることはしてないので、別に意識しようがしまいが個人のお好みで全然関係ないのですけれどね。

私は「分かりやすさ」よりも「英語原文のニュアンスを落とさないままで、いかに日本語に変換できるか」がしたくて翻訳サイトをやっているのです。

でも「原文そのまま」を意識しすぎて機械翻訳みたいな堅苦しい和訳を付けるのもなんだか納得がいかないので、意訳か直訳か?といったところの方針はふらふらしています。ごめんね。

まぁ、当サイトのページを見る上で「そうかぁ…」と思ってもらえたら幸いですという話でした。

 

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